柚子○がベルギー品評会で最高賞

私事ですが名無しです

マルボシ酢の２商品がベルギー品評会で最高賞

　「マルボシ酢」（本社・川崎町）の「柚子（ゆず）茶」と「黒酢とりんご」の二商品が、
ベルギーの国際食品品評会・モンドセレクションで最高賞のグランドゴールドメダル
（特別金メダル）に輝いた。三十日に同国のブリュッセルで授賞式が行われる。
日本の食酢業界からは初めての受賞という。

　「柚子茶」は、柚子をはちみつで漬け込み、ジャム状にしたもので、十五―二十グラムを
湯で溶いて飲む。香りが優れている九州各県産と、味が濃い外国産をブレンドし、
甘すぎない味にした。ヨーロッパで紅茶にジャムを溶いて飲む習慣をヒントにして開発した。
「血行の促進やのどにも良い」としている。

　「黒酢とりんご」は、三年以上熟成させた黒酢を飲みやすくするため、完熟りんごの
果汁などとミックスした。二十―三十ミリ・リットルを水で五―六倍にうすめて飲用するほか、
調味料としても使えるという。

　マルボシ酢は一九三二年創業。食酢の生産量は全国で六位、九州では一位。
両食品とも、健康志向の高まりに合わせて開発し、試行錯誤を繰り返して三年前に製品化した。

　モンドセレクションは菓子の品質向上を目的にベルギー経済省などが一九六一年から開催。
その後、食品全般を対象とした国際コンクールになった。衛生、味覚などの項目で
国際品評評価委員会が審査し、百点満点の九十五点以上が特別金メダルに選ばれる。
同社は昨年十月に初出品。今回は約百十か国から七千品目が出品され、六月初旬に
受賞の内定書が送られてきた。

　柚子茶は二百八十グラムが千二百円、四百三十グラムが千五百円。
黒酢とりんご（七百ミリ・リットル）が三千円。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news001.htm